福祉型労働運動/
JP smile プロジェクト
福祉型労働運動が想定する 10の活動領域
福祉型労働運動では、次の10の活動領域を想定しています。現在、全国の各機関が創意工夫しながらさまざまな取り組みを展開しています。
1.高齢者、障がい者支援に関する運動
- 高齢者、障がい者施設との交流(話し相手、歌・ゲーム)
- 高齢者、障がい者施設の環境整備(施設清掃、車いす清掃、剪定)
- 認知症対応、手話教室、介護・車いす体験
- 高齢者、障がい者施設への機材寄贈(車いす、遊具、雑巾)
- 献血活動の推進、腎バンク・骨髄バンク等の啓発 など

2.子育て支援、子どもの安心・安全に関する運動
- 子どもの引きこもり・不登校、児童虐待防止等の啓発・交流
- 子どもパトロール、子どものかけ込み寺の実施
- インターネット犯罪等から子どもを守る運動
- 子育て中の親のサポート、メンタル対応
- 交通遺児や犯罪遺児に対するサポート、奨学金・学用品等の寄贈 など

3.雇用の改善、働く人をサポートする運動
- 郵便局での就労体験の推進と体験時のサポート
- 大学生、高校生に対する進路支援、労働法の啓発
- 地域内の求人情報、職業訓練情報の収集・提供
- 地域住民を対象にした労働相談、非正規雇用者の労働相談
- 小中学生を対象にした郵便の仕事を紹介する教室の開催 など

4.地域起こし、地域を活性化する運動
- 地域の伝統芸能、伝統工芸の継承と広報活動
- 地域の物産PR、シャッター商店街の活性化
- 地域のカーブミラー清掃、道路の陥没状況の通報
- 地域主催のイベントに参画、地域活性化イベントを主催
- 地域の防災マップの作成、外国語による地域マップの作成 など

5.郵政事業の特性を活かした運動
- ひまわりシステム(一人暮らしの高齢者を支えるしくみ)
- 一人暮らし世帯に対する声かけ、安否確認
- 絵手紙教室、書き手ボランティアの育成
- 小中学生を対象にした手紙教室
- 小中学生、高齢者を対象にした金融教室 など

6.自然災害からの復旧・復興に関する運動
- 大規模災害時の統一支援活動(中央本部主導)
- 自然災害時のボランティア派遣
- 被災者に対する継続的な支援
- 被災記録の作成、被災映像の編集(記憶の継承)
- 被災者としての語り部活動 など

7.地球の環境問題、自然環境保全に関する運動
- エコライフの推進、電気使用料削減の取り組み
- エコキャップ、アルミ缶リサイクル
- 使用済切手、リサイクル・ブック・エイドの取り組み
- 景勝地保存の運動、希少生物保存の運動
- 各種清掃活動(公園、海岸、道路)など

8.文化・スポーツ・イベント活動による貢献活動
- 地域主催の文化祭、芸術祭への参加、協賛
- 地域主催のスポーツ・イベントへの参加、協賛
- 地域の人々と協働で行う文化・スポーツ大会
- 写真コンクール、手紙コンクール等の主催
- スポーツ少年団等のコーチ、審判の派遣 など

9.国際ボランティア、途上国支援活動
- 途上国の子どもたちの支援(奨学金、学用品)
- 途上国のインフラ整備、文化・スポーツ施設建設
- 途上国の人材育成
- 世界的な飢饉、災害に対する支援活動
- 国際NGOへの支援、サポート運動 など

10.組合員間の相互扶助、学びの場づくり
- 子育てや介護に関する体験交流・悩み相談
- 心や体の健康に関する体験交流・悩み相談
- 「福祉型労働運動」「共生社会」に関する学習会の開催
- 組合員間の相互ボランティアの推進システムの構築 など
